【日立ドラム式洗濯機】F19エラーで運転できない!原因はメイン基板の冷却ファン

こんにちは。しろまるジャパンの村田です。
今回は、日立製ドラム式洗濯機「BD-SG110H」の修理事例をご紹介します。
LINEにてお問合せのお客様から、
「洗濯機を動かすとF19というエラーが出て止まってしまう」
とのご相談をいただきました。
原因を調べたところ、洗濯機内部にあるメイン基板の冷却ファンに異常が発生していました。
今回は、日立製ドラム式洗濯機で起こるF19エラーの原因と実際の修理作業について詳しくご紹介します。
日立ドラム式洗濯機「BD-SG110H」でF19エラー
今回のお客様は、ご夫婦と猫ちゃん2匹でお住まいでした。
作業中も人懐っこい猫ちゃんが時々こちらの様子を見に来てくれて、可愛らしい姿に癒やされながらの作業となりました。
私事ですが最近新しく猫ちゃんをお迎えした私、益々猫好きが加速して終始メロメロでした笑

修理した洗濯機はこちらです。
- メーカー:日立
- 型番:BD-SG110H
※型番以外の洗濯機でも同様のエラー症状が出ます - 年式:2022年製
- 症状:運転開始後、約30秒でF19エラーが発生
- 修理内容:基板冷却ファン交換
- 作業時間:約2時間
- 修理料金:22,000円
お客様のお話では、洗濯機を運転するとF19エラーが発生し、運転を継続することができないとのことでした。
まずは試運転して症状を確認
まず、実際に洗濯機を動かして症状を確認します。
洗い・すすぎ・脱水・乾燥、それぞれの運転を確認したところ、いずれの工程でも運転開始から約30秒ほどでF19エラーが表示され、停止する状態でした。
特定の運転だけで発生しているわけではなく、洗濯機のさまざまな運転で同じタイミングにエラーが発生しています。
このような場合は、各工程に共通して関係する制御部品などに異常がないか確認していく必要があります。
F19エラーの原因は「メイン基板の冷却ファン」

今回の原因は、メイン基板を冷却するためのファンの異常でした。
ドラム式洗濯機の内部には、洗濯機全体の動作を制御する「メイン基板」があります。
メイン基板には多くの電子部品が使用されているため、運転中には熱が発生します。
そこで、基板に取り付けられたヒートシンクや冷却ファンを利用して熱を逃がし、冷却を行っています。
今回、この基板冷却用のファンに異常が発生していたため、F19エラーが発生していると考えられました。
イメージとしては、
メイン基板が発熱
↓
ヒートシンクで熱を逃がす
↓
冷却ファンで冷却
↓
ファンに異常がある
↓
正常な冷却ができない可能性があるためエラー
という流れです。
ホコリが詰まっていたわけではありませんでした

冷却ファン故障の場合、多くの場合ホコリによる詰まり→エラー発生というケースがほとんどです。
ですので、修理と併せて内部の分解洗浄をいつもオススメさせていただいております。
ですが今回、内部を確認したところ、冷却ファンには目立った大量のホコリや外傷は確認できませんでした。
基板冷却用のファンは比較的小型で繊細な部品です。
今回のように外見上は大きな異常が見られなくても、部品そのものに不具合が発生している場合もあります。
メイン基板を取り出して冷却ファンを交換
原因が基板冷却ファンにあると判断したため、修理作業を行います。
今回の作業では、まず洗濯機上部を分解。
内部のメイン基板へアクセスし、基板を取り出して冷却ファンを交換します。

基板周辺には複数の配線や電子部品があるため、周囲の部品を傷めないよう注意しながら作業を進めます。
そして、異常が確認された冷却ファンを新品へ交換しました。


分解中に内部状況も軽く点検を行いホコリや汚れもあまり無かったため、今回分解洗浄は行わず修理のみの作業となりました。
作業時間は約1時間でした。
修理後、F19エラーが出ないことを確認
修理後に、
- 洗い
- すすぎ
- 脱水
- 乾燥
と、一通りの動作を確認します。
修理前はどの運転でも約30秒ほどでF19エラーが発生していましたが、修理後はエラーが発生することなく、正常に運転できることを確認しました。
これで修理完了です。
日立ドラム式洗濯機でF19が出たら
今回のように、運転開始後すぐにF19エラーが表示されて運転できなくなった場合、洗濯機内部の部品に異常が発生している可能性があります。
特に今回のような基板冷却ファンの異常は、洗濯機の制御に関わる部分です。
一度電源を切って再度動かしたら一時的に運転できる場合でも、エラーが繰り返し発生するのであれば、そのまま何度も使用するのはおすすめできません。
F19エラーが出た場合は、まず運転を停止して、プロに依頼し原因を確認することをおすすめします。
日立でしか出ないエラー?
今回のエラーは日立以外にもパナソニック製のドラム式洗濯機でよくあるエラーになります。
パナソニック製の場合のエラーコードは「H29」の表示が出ます。
故障の判断や洗濯機のお悩み相談、少しでも気になる事ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
まとめ
今回は、日立ドラム式洗濯機のF19エラーについて修理を行いました。
原因は、メイン基板を冷却するための冷却ファンの異常でした。
基板冷却ファンは小さな部品ですが、メイン基板を正常に動作させるために重要な役割を担っています。
今回の修理では、
メイン基板冷却ファン交換
→ 洗い・すすぎ・脱水・乾燥の動作確認
→ F19エラーが発生しないことを確認
という流れで修理を完了しました。
ドラム式洗濯機でエラーが発生して運転できないなど、お困りの症状がありましたら、洗濯機の状態を確認したうえで原因を特定し、必要な修理・対策をご案内いたします。
分解洗浄も対応しております。
しろまるジャパンでは、越谷を拠点に埼玉・東京・千葉エリアでドラム式洗濯機の修理、分解洗浄を行っています。洗濯機は毎日使う家電です。だからこそ、エラーや故障の症状が出てから動くのではなく、気になったタイミングで一度中を見てみることが、長く安心して使い続けるコツでもあります。
「うちの洗濯機は大丈夫かな?」そんな時は、お気軽にご相談ください。

