ドラム式洗濯機の自動投入タンク、最後に外したのは?継ぎ足しで見落としがちなタンク裏の汚れ
越谷を拠点にドラム式洗濯機の分解清掃を行っている、しろまるジャパンの沼端です。
ドラム式洗濯機の便利な「洗剤・柔軟剤の自動投入」。
毎回洗剤を量る必要がなく、一度使い始めると手放せない機能ですよね。
「まだ少し残っているけど、少なくなってきたから足しておこう」
こんなふうに、減ってきたら継ぎ足して使っている方も多いのではないでしょうか。
でも、その前に一つだけ。
自動投入の洗剤タンク、最後に外したのはいつですか?
実はこれ、ドラム式洗濯機のクリーニングにお伺いしていると、とてもよく感じることなんです。
私たちは分解作業を始める前に、自動投入タンクに残っている洗剤や柔軟剤を別のカップに移して保管しておきます。
そのため、作業前には必ず自動投入タンクを取り外すのですが……
タンクを外してみると、その下や周辺がカビや汚れでびっしり。
そんなご家庭が実はとても多いんです。

作業前にお客様へ、
「普段、お手入れは定期的にされていますか?」
とお聞きすると、
「フィルターとかは、こまめにやってるんだけどね」
と答えてくださる方がほとんど。
乾燥フィルターや糸くずフィルターなど、普段目につくところはしっかりお手入れされていても、自動投入タンクを取り外して、その下までお掃除しているご家庭は意外と少ないように感じます。
実際に汚れをお見せすると、
「そこは毎回継ぎ足しちゃってる(笑)」
なんてお客様も。
そうなんです。
自動投入は便利だからこそ、
洗剤を入れる → 少なくなったら足す → また少なくなったら足す……
となりやすく、タンクそのものを外す機会が少なくなってしまうんですよね。
自動投入タンクも、もちろん汚れます
自動投入タンクの中には、洗剤や柔軟剤が入っています。
お手入れをしないまま使い続けていると、洗剤や柔軟剤の残りが付着したり、入り込んだホコリや細かなゴミなどが少しずつ溜まったりすることがあります。
さらに、その状態で継ぎ足しを繰り返していると、古い洗剤や柔軟剤が残ったままになり、固まってしまうことも。
こうした汚れやカスが蓄積すると、投入口や洗剤・柔軟剤が通る経路の詰まりにつながる場合もあります。
見てほしいのは、タンクの中だけではありません
そして、あらためて見てほしい場所があります。
それが、自動投入タンクを取り外した下の部分です。
普段はタンクに隠れているため、洗剤や柔軟剤を上から補充しているだけでは、なかなか目にすることがありません。
先ほどの写真も、タンクを取り外して初めて見える部分です。
上から見ているだけではキレイに見えていても、タンクの下や周辺にはカビや汚れが溜まっていることがあります。
毎日、洗濯物をキレイにするために使っている洗剤や柔軟剤。
その洗剤や柔軟剤を入れているタンクの周りがカビだらけだったら……
ちょっと気になりますよね。
こちらは別のお宅の洗濯機です。

分解清掃のときに、タンクを外した奥も一緒に洗浄しました。

メーカーは、どのくらいの頻度をすすめている?
「じゃあ、どのくらいでお手入れすればいいの?」
と思いますよね。
メーカー各社の案内を見てみると、自動投入タンクと経路のお手入れの目安は、次のようになっています。
| メーカー | お手入れの目安 |
|---|---|
| パナソニック | 3か月ごと |
| 日立 | 2〜3か月に1回 |
| 東芝 | 2〜3か月に1回 |
| シャープ | 6か月ごと |
思っていたより短い、と感じませんでしたか?
このほかにも、
- 洗剤や柔軟剤の種類を変えるとき
- 自動投入を1か月以上使わなかったとき
なども、お手入れのタイミングとして案内されています。
継ぎ足しだけで何か月も使い続けることは、もともと想定されていないんです。
「少なくなったから継ぎ足す」の前に
もちろん、洗剤や柔軟剤を継ぎ足すこと自体が悪いわけではありません。
気をつけたいのは、継ぎ足すことを繰り返すうちに、タンクを外してお手入れする機会がなくなってしまうこと。
「そういえば、買ってから一度も外したことがないかも」
という方もいるかもしれません。
次に洗剤や柔軟剤を補充するときには、そのまま継ぎ足す前に、一度タンクを外して状態を確認してみてください。
タンクの中だけではなく、タンクを外した下や周辺も一緒にチェックするのがおすすめです。
メーカーや機種によって、タンクの取り外し方やお手入れ方法、推奨されているお手入れ頻度は異なります。
無理に部品を外したり、奥まで道具を入れたりせず、お使いの洗濯機の取扱説明書を確認しながらお手入れしてください。
自動投入は、とても便利な機能です。
でも、
お手入れまで自動ではありません。
「最後に外したの、いつだっけ?」
と思った方は、ぜひ一度確認してみてください。
しろまるジャパンでは、越谷を拠点に埼玉・東京・千葉エリアでドラム式洗濯機の分解清掃やトラブルのご相談を承っております。
「タンクを外してみたら、奥までカビだらけだった」
「自分では落としきれない汚れがある」
という場合も、お気軽にご相談ください。

