ドラム式洗濯機の生乾き臭が消えない…原因と対策を分解業者が解説

越谷を拠点にドラム式洗濯機の分解清掃を行っているしろまるジャパンの沼端です。
「洗濯物を取り出した瞬間、なんだか臭う…。」
梅雨に入ると、こんなご相談が毎年のように増えます。
先日お伺いしたお客様も、少し困った表情でこうお話しされました。
「洗剤を変えてもダメなんです。」
「洗濯槽クリーナーも使っています。」
「乾燥までかけているのに、どうしても臭いが残ってしまって…。」
「梅雨だから仕方ないのかな。」
そう思われる方は、とても多いです。
しかし実は、梅雨だけが原因ではありません。
今回は、現場で実際によくあるケースをもとに、生乾き臭の原因と対策について、分解業者の視点からお話しします。
梅雨になると生乾き臭が増える理由
梅雨は湿度が高く、洗濯物が乾くまでに時間がかかります。
水分が長く残ることで雑菌が繁殖しやすくなり、あの独特な生乾き臭が発生します。
つまり、臭いの原因は湿気そのものではなく、乾くまでに時間がかかることです。
そのため、
「晴れの日は気にならないのに、梅雨だけ臭う。」
ということが起こります。
「でも、乾燥までしているのに、なぜ臭うの?」
ここで、多くの方が疑問に思うはずです。
「ドラム式洗濯機って乾燥までしているのに、どうして臭うの?」
実は、洗濯物は乾いていても、洗濯機の内部すべてが毎回完全に乾いているわけではありません。
ドラムの外側や乾燥経路、ドアパッキンの奥などには、少しずつ湿気や糸くず、洗剤の成分が残っていきます。
そこへ梅雨の高い湿度が重なることで、内部はさらに乾きにくくなり、雑菌が繁殖しやすい環境になります。
そして、その臭いが洗濯物へ移ってしまうことがあるのです。
実際に分解してみると…
今回も、お客様の洗濯機を分解してみると、その理由がよく分かりました。
まず確認したのは、乾燥時に温風が通る経路です。

乾燥経路には、衣類から出た繊維くずやホコリがびっしりと付着し、風の通り道を塞ぐような状態になっていました。
このようにホコリが溜まると内部が乾きにくくなり、梅雨時期は湿気も加わることで、雑菌が繁殖しやすい環境につながることがあります。
さらに分解を進めると…

乾燥経路だけでなく、温風が通る周辺にも、ホコリや洗剤の成分などが長年かけて蓄積していました。
このような場所は普段のお手入れでは見ることもできず、市販の洗濯槽クリーナーでも洗浄することはできません。
お客様にも写真をご覧いただくと、
「えっ…ここって掃除できない場所ですよね?」
と、とても驚かれていました。
毎日洗濯をしていても、見えない場所には少しずつ汚れが蓄積していくのです。
生乾き臭セルフチェック
「うちも内部の汚れが原因かも?」と思ったら、次の項目をチェックしてみてください。
| 症状 | 考えられる原因 |
|---|---|
| 梅雨になると臭いが気になる | 湿度が高く乾きにくくなっている |
| 乾燥までしているのに臭う | 洗濯機内部に湿気や汚れが残っている可能性 |
| 洗濯槽クリーナーでも改善しない | クリーナーが届かない場所に汚れが蓄積している可能性 |
| 以前より乾燥時間が長くなった | 乾燥経路や内部にホコリが溜まっている可能性 |
もちろん、当てはまったからといって必ず内部汚れが原因というわけではありません。
ただ、いくつか当てはまる場合は、一度洗濯機内部の状態を確認してみる価値はあります。
今日からできる対策

生乾き臭を予防するためには、普段のお手入れも大切です。
- 洗濯終了後はドアをしばらく開ける
→ 内部に湿気を残しにくくします。 - ゴミフィルター・乾燥フィルターをこまめに掃除する
→ ホコリの蓄積を防ぎ、乾燥効率の低下を抑えます。 - 洗剤・柔軟剤は適量を守る
→ 入れすぎると洗剤成分が残り、汚れの原因になることがあります。 - 月に1回程度は洗濯槽クリーナーを使用する
→ 洗濯槽の汚れや雑菌の繁殖予防につながります。 - 洗濯物を長時間入れっぱなしにしない
→ 雑菌の繁殖を防ぎ、生乾き臭を抑えやすくなります。
洗剤の適量については、こちらの記事で詳しく解説しています。
「うちは入れすぎていないかな?」と気になった方は、ぜひ参考にしてみてください。
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それでも臭いが消えない場合は…
先ほどのセルフチェックで当てはまる項目が多かった方、そして日々のお手入れを続けても改善しない場合は、洗濯機内部の汚れが原因になっている可能性があります。
私たちは年間を通して多くのドラム式洗濯機を分解していますが、特に梅雨の時期は、このようなご相談が増える印象です。
まとめ
今回のお客様も、作業後にこんなお話をしてくださいました。
「洗剤を変えればいいと思っていました。でも原因は洗濯機の中だったんですね。」
生乾き臭は、梅雨の湿気だけが原因ではありません。
洗濯機の内部に蓄積した汚れが影響していることも少なくありません。
「最近、生乾き臭が気になる。」
「洗濯槽クリーナーを使っても改善しない。」
そんな方は、一度、洗濯機の内部に原因がないか考えてみるのも一つの方法です。
越谷を拠点に、埼玉・東京・千葉エリアでドラム式洗濯機の分解清掃を行っているしろまるジャパンでは、ただ汚れを落として終わりではなく、実際に分解した内部の状態をご覧いただきながら、「なぜ生乾き臭が発生したのか」「今後どのようなお手入れをすれば予防できるのか」まで、できるだけ分かりやすくご説明しています。
洗濯機は毎日使う家電だからこそ、小さな変化に気付くことが大切です。
「うちの洗濯機は大丈夫かな?」
そんな疑問がありましたら、どんな小さなことでもお気軽にしろまるジャパンまでご相談ください。

